さあ読め!

僕が思う事やっている事を雑食的に書きます。実に人間らしい日々を。

強さとは。

人それぞれ格闘技を始めたキッカケって色々あると思います。

僕が始めて強さに興味を持ったのは小学生の時です。従兄弟が貸してくれた

グラップラー刃牙

という漫画を読んでから強いって良い!と強さに憧れを持ちました。

 

元来の素直さと協調性の無さから、皆んなで遊んでいる時に1人抜け出して木を殴る。血が出ようが御構い無しに反抗して来ない木をボゴボコに自分の拳はボロボロに。

砂場で貫手をかまし突き指しようが、石に当たって爪が割れても我慢して貫手を打ち込む。自分の身体が傷だらけになる度、強くなったと錯覚し高揚感に包まれる。ポジティブでアグレッシブな自傷行為でただの馬鹿です。小学生の僕は貫手なんてどこで使おうと考えていたのか今となれば謎です。

小学5年生の時にはお年玉でサンドバッグとオープンフィンガーグローブを買って、遊びに行く時はオープンフィンガーグローブを装着し鬼ごっこ、アベ兄さんの教則本で見たスピニングチョークを休み時間友達に掛けて練習するなど、周りの友達はよく離れて行かなかったなと思います。友達に感謝です。

 

中学生になっても強さへの欲求は収まらず、部活は柔道部に入りました。

初めて試合で一本取った技は磨きに磨いたスピンニングチョーク。柔道6段の教頭にはそんなもん柔道じゃないと否定され度々説教されました。

この教頭にはその後殴られる事もあり、復讐として使用済みTENGAに教頭の名前を書いて、職員玄関前に鎮座させるという穏やかなバイオテロを起こしてやりました。してやったり感が凄かったです。

周りから見ればただの狂気的な欲求を満たす中学生です。本当にバレなくて良かったと思います。

 

中学校は部活以外サボりがちで勉強は大してせず。高校は柔道の推薦で入りました。

その高校の顧問はずっと部室でお菓子食べてたり、練習に関係無い椎茸の原木を打ち付けるよう指示したり、先輩は大して強く無いのに威張っていたりなどアホらしくなり退部。そこで前からやりたかった総合格闘技を始めました。

 

総合格闘技は16〜21歳までやりましたが途中で

「寝てたら殴られるとか頭おかしいやろ!」

と感じてしまい柔術に専念しました。

柔術に専念しだしたは良いものの、今まで道着を使ったテクニックなんて練習しておらずスパイダーガードは切れないし、下から腕十字も全然極まらないなど出来ない事だらけで割と絶望したのを覚えています。

ですが絶望しながらも楽しかったので、コツコツ出来ることを増やして行き今現在があります。

 

そしてこれからも続くこの道に、しっかり足跡を残して行こうと思います。